DSD(Direct Stream Digital)方式とは、PCM(Pules Modulation)方式とは異なり、音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度(濃淡)で表現する方式です。e-onkyo musicで配信する「1bit/2.8224MHz」では通常のCDの64倍ものサンプリング周波数(2.822MHz)で表現し、100kHzをカバーする再生周波数範囲と、可聴帯域内120dBのダイナミックレンジを確保し、PCMのマルチビット(24bitなど)が実現する高音質の世界とはまた違った、アナログ・レコードのように非常に滑らかで、艶と奥行きのある音楽体験を楽しませてくれます。
DSD方式は。1999年にソニーとフィリップスが開発し、規格化されたもので、これまでSACD(Super Audio CD)で採用されてきました。ただし、SACDを再生するためには通常のCDプレイヤーではなく、SACD専用プレイヤーが必要であることから、これまでの音質に触れたことのある方は、一部の音楽ファン、オーディオファンのみに限られてきたのが現状ですが見近な型でDSDの音質を楽しんでいただける場をご提供するのが、e-onkyo musicによるDSD配信です。
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